さて初の海外での年越しはなんと夜行列車
楽しすぎたので詳しく書いておきたいと思います。
12/31(日)
定刻から約90分ディレイした
電車にようやく乗り込みいざ出発!
ミュンヘン東駅につくのは翌朝7:00頃予定
何度も言うけど本当に存在するのかも疑ってたので
乗り込んでようやく安心...
廊下が狭いのでとりあえずすぐ部屋に入る
私たちが予約したのはクシェットという相部屋の個室で
4~6名部屋だったけど幸い4名部屋!
貸切などもできるけどさすがにお高くなってしまうので
ドキドキの相部屋に。
全然広いー!
先客はいなかったけどしばらくしたら
ホームで見かけたような大柄なおじさんが入室
私の上のベッドのようで会釈して
荷物片づけたらさっさと寝てしまった...笑
お部屋の詳細を写真で!
水となんかタブレットが置いてある
テーブルがしっかりめでありがたい
枕元にはバッチリコンセントと
USBポート!素晴らしい!
至る所にあるNinghtjetロゴでテンションが上がる
凝ってるよねえ
上のベッドはこんなかんじ
上段下段予約の時に
指定できるけど上は結構生活しづらそうだったし
窓も見えないしで下段にして正解だった!
というかあんなに準備に時間がかかって遅れます!
とか言ってたのに床になんか食べかすとか落ちてて笑った
さすがだわ
なんの準備だよ
時間も遅くなっちゃったし先にシャワーだけ行こう!
と部屋に荷物もあるので交代でシャワーへ。
シャワー...ないじゃん...
あるって書いてあったのに...
トイレと別にこんな感じの
狭い洗面所があったのみ
とりあえず部屋に戻って報告。
と思ったら部屋の鍵が謎すぎて
横のボタンみたいなの押したら一回だけ
あいたけどその一回しかあかなくて
基本ノックして中からあけてもらってた。
黒いやつ押せば開くと思うじゃないですか、
開かないのよ。これは何?
ほんとに開ける方法ないの?と思って
車掌さんにきいたけどノックして中の人に
あけてもらって、っていわれた...ほんまにそれでいいんか...
シャワーはすでにNightjetを信用してなかったので
ない可能性もあるよねって話してたので
もしなかった時のために持ってきてた
ボディシートとドライシャンプーでしのぐ...
WELEDAだけど日本で友達にもらったもの。
友よドイツで大活躍したよありがとう...
洗面所はあったので足とか顔は頑張って洗った笑
ほんとお風呂入れなかった時の為のグッズ持ってきてよかった~
これがあるだけでかなり違う...!
(カップルの旅行と思えん)
ひとまずすっきりしたので車内探検へ
そんなに詳しくないけど多分最近導入された新しい車両っぽい!
隣の車両はカプセルホテルみたいな
完璧一人用の部屋のゾーン
外観はロッカー...?って感じ
下足箱と荷物入れもあるみたい
扉が閉まってるところは多分人がいるので
このゾーンはほぼ満室。
空いてたところが少しだけあったので
のぞいてみると中は結構広い!
1人だったら結構快適かも!
個室なだけあってクシェットに
追加料金だった気がする
機会があったらこっちものってみたいなあ
と思ったけど窓がないのが寂しいかな
そのほかには
値段的には一番上の
シャワートイレ付きの個室も。
中は見れなかったけど
この部屋だとご飯も選べるようになって
ちょっとグレードがあって
アメニティもあるらしい
次は乗ってみたいかも
他の路線で貸し切りで確保するか迷ってたベッドのない
座席タイプのところは扉が閉め切られていけないようになってたので
ガラス越しに見学。
ここにしなくてよかった...笑
HPだと一応コンパートメントタイプになってるっぽかったけど
違いそう、とりあえずここじゃなくてよかった笑
荷物が心配で寝れないわ...
ちなみに隣の部屋は完全に空き部屋で
車掌さんたちがめっちゃくつろいでた
...なぜか紫のライトにして笑
ほんといつ使うの?って感じだけど
部屋のライトの色が青とか紫とかに変えられた
22時過ぎだけどもうすでに眠い...
向かいのベッドの同行者は寝落ちしてしまって
上のおじさんも寝てるのでとりあえず電気を消す
のんびり外見てたら
星が!めっちゃきれい!!!
動画撮ったけど全く見えなかったので
本当に目に焼きつけました
多分なかなかの田舎を走ってて真っ暗で
たまーに街が見えるくらいなので
星がすごい良く見える
過去にサンライズ瀬戸と出雲にも乗ってそのときも
星空をみて移動しながら寝れるということに
感動しまくったけどまさかこれがヨーロッパでできるとは...
これは見せなきゃ!と思って同行者をたたき起こす
ほんとに乗ってよかった...とか言ってたら
乗り気じゃなかったじゃんっていわれたけど
だって予約とか日程調整とか大変だったから...
でも本当に乗ってよかったです。
なんかたまに出てくる街が光がちかちかしてるところが多くて
ただ前の遮蔽物があってそう見えるのかな~と
私は思ってたら
あれ花火じゃない?と同行者
たしかによくみたらめっちゃ花火あげてる!!!
そういえば今日は大晦日だし今は22時過ぎ
そりゃ花火も盛り上がる時間だわ
景色を楽しみつつ結局明日も早いので就寝
朝ごはんも出てくるし準備もしなきゃいけないので
結局6時には起きなきゃいけない
23時過ぎに寝てしまったので
海外初の年越しの瞬間は夜行電車に揺られ夢の中でした。
1/1(月)
一旦夜中におじさんがトイレに起きたようで
はしごをがちゃがちゃやってておきる
あれ、トイレに行ったということはあけてあげなきゃいけない..?
と思ってうつらうつら起きてたら
ノックされたのであけてあげた
2024年善行初め。
おじさんはほほえんで会釈してまた
ごそごそと二段ベッドの上へ戻っていきましたとさ。
そしてぐっすりと寝なおして6時起床
同行者も起きたので
あけましておめでとうございます~
とゆるく挨拶をかわす
私史上最高に年始感のないお正月笑
アウクスブルク〜和議〜!と思って撮った
交代でトイレに行ったりして身支度開始
と、部屋の外に出たら車掌さんがいたそうで
もうすぐミュンヘンだけど朝ごはん食べる?
と聞かれたそうで食べると答えたらしい
忘れてたけど朝ごはんあるんだった
こんな朝ごはん!
個室になるともうちょっとグレードあがるらしいけど
十分じゃないか?
シンプルだけどなんかかわいいね
ドイツのこのパン
素朴だけどめっちゃおいしかった。
スーパーだと0.35くらいなんだけど
地味庶民パンが美味しいのパンの国でいいよね...
そしてこれもロゴが入りまくっててすごいな
ごはん付きってありがたい
素朴だけどバターがおいしい!
多分オーストリアのものなのかな?
ジャムがこんなに小さいのに瓶入り。
でも小さくても瓶にしたらリサイクルできるからいいのかも。
持ち帰りたかったけど完食
ご飯食べなきゃだし
身支度もしたいしでバッタバタ
しかし最後までおじさんは起きてこなかった...
そしてミュンヘン...ではなく
ミュンヘン東駅に到着!
暗いのにも慣れてきた...笑
そしてNightjetとお別れ前に写真撮影大会
色々写真撮ってたら無愛想な車掌さんが
撮ってやるから2人で並べと
自分から写真撮ってくれた...
ありがとう...かわいい...
無愛想な人に急に優しくされると
キュンとしちゃうのずるいよね
もっと乗っていたかった...
...で、無事乗車は出来たのですが
前回の記事でも散々書いたように
事前準備がめちゃくちゃ大変だったので
興味のある方はこの先もどうぞ...笑
まずなぜ夜行列車に乗ることになったかというと
ドイツで何したい〜?!
と話してて同行者が夜行列車に乗りたいと言ったので調べたら
案外あって!
隣国だとデンマークとかイタリアとかスイスとかに行くのもあるようで
実は最初はそれ前提で二カ国くらい
行く予定だったけど
やっぱり往路復路の空港を帰ると
飛行機代がグンと上がってしまうので
今回はせめて12万円までには抑えたかったので
ドイツ国内のみにすることに。
そうして計画を練っていると
ほんとはケルン〜ミュンヘンがちょうどよかったけど
日程的に大晦日になってしまって
その日が運行がなくて
逆区間なら乗れそうだということで調べると
検索結果には出てくるのに
その区間には直行便はないよ!
という結果が出てくる
本当に私の言ってることがわからないと思うんですけど
直行の経路が出てきて購入画面まで行けるのに
直行便はないからこの代替線を使ってね!
という直行便の結果がでてくるんです。
私も今書いててまじで意味がわからない
で、メールで問い合わせたけど
返信が遅い上に答えになってるのかわからない
大丈夫だよ!というシンプルな答えが届いて混乱
ネットで調べると同じように困ってる人がいて
12/10にダイヤ改正があるから
それが原因でそんな文言が出てるのではないかと
答えてる人がいたので私たちもそれを信じて
とりあえず12/10以降に予約することに。
予約はできるけどよくわからないまま
進めるの怖いし…
そして12/10。
売り切れてた...
もう正確には売り切れてたのかどうかすらわからない。
けどチケットはなかった。
私がビビってチケット取らなかったばかりに...
と謎の罪悪感が湧いてしまい
必死みつけたのが今回利用した
ユーレイルパスを使うと
割引料金になることもわかり無事予約!
したのはよかったけど
そこで安心できるÖBBではなかった。
1週間前ほどに
お前たちの乗る電車なくなったから!
という衝撃的なメール。
実際のメールに翻訳かけたもの
これドイツ語でメールきてたはず
しかもキャンセルや変更は
電話で受け付けるとのこと。
私たちもう宿も手配しましたが...?
経路図をみたらミュンヘンではなく
ミュンヘン東に止まるみたいだけど
乗車のみとか書いてある。
どうしろと...?
オイオイ...と思ってとりあえずメールしたけど
返信が返ってきたのは
もう忘れた頃の帰国後でした!すごい!
まじか...と思って
返信待ってたら翌日アップデートがあって
ミュンヘン東で降りれるようになってる!
どうやたミュンヘンで降りる客は
かわりにミュンヘン東で降りろということらしい。
今見てもどういうことやねんというスクショ
色々調べたら先人たちは全く違うところで降ろされて
手書きのチケット発行されたりしてたので
まあ...なんとかなるか...このままいくか...
と当日を迎えたわけでした。
なので本当の当日は気が気じゃなかった!
電車こなかったら宿ないし!
ÖBB信用ならんすぎる!
というわけでとっても大変な
海外夜行列車デビューでしたが
不思議なことに大変だったけど
全然リピートしたいんだなあ...
そしてお正月のミュンヘンへつづきます!